集音機について考えてみる

 

集音機は広い範囲をある程度調べることができるアイテムです。ここでは集音機はどのように使用すればよいのかを研究します。ここではまったく情報が無いフロアで集音機を使用した例で説明していきます。

 

・何もないは素晴らしい情報

80区域で探索したところ、70~90区域には何もないようです

この情報の何が素晴らしいのか?それはこの1手だけで確定情報になっているということなのです。40~60区域には何かが1つあるの情報の場合、その範囲からアタリを見つけるまで未探索の場所はアタリの可能性が残り続けますが、何もないという情報の場合、その範囲を調べる必要がなくなった訳ですから、残りのアタリ区域を探す点では大きな前進なのです。この情報でわかったことは…

0~69区域+91~99区域には何かが4つある

という事で、これで次の1手でアタリ区域を見つける確率が4/79と大きく上昇したのです。

 

・イレブンサーチ

勝手に私が命名しましたが、イレブンサーチとは、0か99の区域を探索して、次に11区域ずつ移動していく集音機の使い方です。例えば…

0区域で探索したところ、0~10区域には何もないようです
11区域で探索したところ、1~21区域には何かが1つあるようです

この2つの情報を得たとします。1~21区域に何か1つあるようですが、0~10区域には何も無いので、2つの情報を合わせると11~21区域に何かが1つあることがわかります。このように、11区域ずつアタリの数を調べていく探し方がイレブンサーチなのです。調べる範囲は半減しますが、そのかわりアタリ反応があれば、探しやすさが2倍になるのがこの探し方の特徴です。

 

・アタリ反応があってもすぐに調べる必要は無い

何かがあるようですという情報を得たらすぐに探したくなりますよね。でも、考えてみてください。集音機で得た情報を正確に把握しているのは使用者本人だけなのです。放置して他の区域を調べるログを残すと、他の人は先ほどの集音機のログはアタリ反応が無いから他を探したという可能性が考えられるので、その範囲を探しには行きづらいのです。なので、とりあえず放置して、あとで探しに行くという作戦が取れるわけです。ただし、集音機のログ関係なくランダムで探索する人がアタリ反応のあった範囲を探索する可能性はあります。また、集音機のログを見つけたらそこを徹底的に調べる方針の人には意味が無いです。そういう方針の人がどれだけいるのかは疑問ですが…。

 

・アイテム再配置の罠

アイテムは発見されると同じフロアに再配置されますが、集音機を使う者にとって、これは罠なのです。と、いうのは…

アイテムが再配置された時点で、以前の情報の信頼度が低下する

ということなのです。何も無いはずだった範囲にアイテムが再配置されるかもしれませんし、アタリ反応が1つの範囲に再配置されてる可能性もあります。やっかいなケースとしては…

40~60区域には何かが1つあるとの情報を得たが、その後40~60区域以外の場所でアイテムが発見され、その後に40~60区域の範囲を数箇所探したらアイテムが見つかった

この場合、アイテムを得たという点ではうれしいのですが、問題はアタリ反応はアイテムを示していたのか?ということです。この続きの展開は、こうだったりする可能性があります…

その後、別の人が40~60区域の範囲を探したら宝石が見つかった

この場合、集音機が反応していたのはアイテムではなく宝石だったということがわかります。アイテム再配置のおかげで取れそうだった宝石を逃してしまったわけです。アイテム再配置前の集音機の情報はこの点について考慮して扱わないといけないのです。

 

集音機だけでかなりの量になりましたが、それだけいろんな使い方が考えられるアイテムなのではないのかと思います。

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